日本では身がぷっくりした太った牡蠣が好まれていますが、この傾向は世界中同じというわけではありません。というよりは欧米、豪州では、むしろワインと一緒に食するなどのことから、一口サイズの人差し指ぐらいの小さなものが好まれています。

フランスでは法律で販売される牡蠣の規格が「重さ」で決められています。殻付き牡蠣の重さによって、5番から0番までの6等級に分類され出荷されています。4番は女性の一口サイズ、3番が男性の一口サイズになるようを定められているそうです。当然、なかには3番を選ぶ女性も、2番、1番を選ぶ男性もいると思いますが。

ちなみに、日本は生で魚介類を食べる「刺身文化」の国ですが、欧米では伝統的に魚介類を生食する文化はなく、そうした中で牡蠣は生食する数少ない海産物でした。むしろ世界的にはフランスが生牡蠣文化の先端を行き、日本はそれを逆輸入したような感じです。