株式会社イワムラ水産は、噴火湾に面する北海道森町にあります。噴火湾での牡蠣の養殖は平成26年ごろからイワムラ水産が手掛けたもので、まだ始まったばかりです。イワムラ水産はもともとホタテ漁を代々営んできた森町の漁師で、社長・専務兄弟の祖父が大謀網漁を手掛け、父の代でホタテ漁を始めました。ホタテ漁とともに、この新しい森町の噴火湾産の牡蠣を広め、消費者に届けようと努力を重ねています。
イワムラ水産では、「きちんと管理をすれば、必ず“牡蠣”を安全に提供できる」と信じ、徹底した「安全・安心」へのこだわりをもって仕事に向き合っています。特に牡蠣の鮮度には細心の注意を払い、衛生管理と食品検査を徹底して行っています。

株式会社 イワムラ水産

住所 北海道茅部郡森町字尾白内町22-1(〒049-2301)
TEL. 01374-2-5232
FAX. 01374-2-5235
代表取締役社長 岩村雅美
管理担当者 髙橋邦雄

イワムラ水産 五ケ条
地域絶品とは
<グルメ絶品・ふだん絶品>
◇とにかく美味しい
◇後味がいい・また食べたい
◇自然の味
…風景が目に浮かぶ
◇高すぎない・安っぽくない
…得した値段
◇贈りたい・買ってきてほしい

 

消費者から信頼される仕事を

牡蠣は水揚げすれば、すぐに出荷できるというわけではありません。牡蠣の養殖は手間のかかる仕事で、出荷までに多くの作業工程があり、衛生には細心の注意が必要です。

食中毒を防止するための「3原則」
  1. 細菌をつけない
    人の手や器具類の洗浄、殺菌を徹底し食器を汚染しないようにします。原料から汚染を防ぐため原料と製品は分けて保管します。
  2. 細菌を増やさない
    最近の増加を防ぐため、冷蔵庫、冷凍庫に保管し、低温にたもちます。
  3. 細菌を死滅させる
    従業員の手指や機械器具類に付着した細菌は、洗浄と消毒液で死滅させます。

加工場では、いろいろな約束事と注意事項を決めて作業に向かい、常に消費者から信頼されることを目指しています。

5S活動

 

安全・安心な牡蠣を出荷

牡蠣を養殖筏から引き揚げてからも、出荷するまで、選別、貝掃除、洗浄、浄化などさまざまな工程があります。「むき身加工・選別」の工程一つにしても、さらに細かく「器具・容器を使用前に洗浄・殺菌する」「浄化前・後の牡蠣、器具、容器などの混同は厳禁」「異物が混入しないよう注意」などと、注意する点を各作業工程ごとに分けて食品としての安全性を守るようにしています。

牡蠣養殖の作業工程

生食対応の加工場

牡蠣の養殖は種苗をロープやかごで育て2年で出荷しますが、こまめに成長を確認して水深を調整し、水揚げした牡蠣は一つずつ形を整えて出荷します。このための生食対応の加工場は、畜養室やむき身室、包装室などを備えています。

初めに、洗浄室では水揚げされた殻付き牡蠣を殺菌ろ過装置によって紫外線を用いて殺菌し、48時間かけて滅菌を行います。

洗浄室

洗浄室では紫外線を用いて殺菌し、48時間かけて滅菌します。

洗浄室の隣には、従業員が牡蠣をむき身にしてサイズごとに分けるむき身作業室があります。むき身にする台は、作業をしやすくしまた衛生管理をきちんとするのために特別に誂えたものを使用しています。さらにこの部屋では作業終了後の夜間には、室内にオゾンが放出され、空気中に漂う菌を滅菌しています。

むき身作業室

むき身作業室 奥に見える2つのオレンジ色の扉は各部屋を仕切るカーテンで、開閉は直接手を触れないセンサー式になっています

その隣に位置する包装作業室では流水の力で細かな殻を取り除きます。2重の異物処理方式を採用して異物の混入を防止しています。こちらの部屋でも作業終了後の夜間はオゾンが放出され、滅菌を行っています。

包装作業室

包装作業室 夜間はオゾンが放出され滅菌しています

手洗い消毒このほか、荷捌場や畜養室なども備えています。
また衛生管理面では、トイレに入った後は手の消毒をしないとドアが開かないようにしたり、各部屋を仕切るカーテンの開閉をボタンではなく直接手で触れないセンサー式にしたりするなど、雑菌を作業する部屋に持ち込まないよう徹底しています。

噴火湾海の恵みで大切に育てられた牡蠣は、他の牡蠣とは比べものにならないほど大きく成長し、味は濃厚で身はびっしりと詰まっており、口の中で広がる海の旨味が特徴です。イワムラ水産の「ほてい牡蠣」と「秀峰牡蠣」、皆さんもぜひその大きさ、身入りの量、濃厚な味わいをご堪能ください。